【保健福祉学専攻】博士課程前期の足立峻亮さんが国際学会で研究成果の一部を発表しました
【発表タイトル】
Reconsideration of cutoff points for chronic post-surgical pain following total knee
 arthroplasty
【発表者からの報告】
この度、2025年5月29日から31日にわたり、東京で開催されました「World Physiotherapy Congress 2025」に参加し、ポスター発表を行いました。私自身、国際学会での発表は今回が初めての経験となります。
日本国内での開催ということもあり、当初はアットホームな雰囲気を想像しておりましたが、会場は世界中から集まった参加者の熱気に包まれ、グローバルな雰囲気に圧倒されました。飛び交う言語は当然ながら英語であり、自身の語学力の未熟さを痛感するとともに、身振り手振りも交えながら、どうにかコミュニケーションを図りました。
発表形式は、個別の発表時間が設けられる形式ではなく、ポスター前で適宜、質疑応答やディスカッションを行う形式でした。幸い、類似した研究内容の研究者と活発に意見交換することができ、多角的な視点から自身の研究を見つめ直す貴重な機会となりました。
学会全体を通して、各国の理学療法の現状や地域による特性を深く知ることができ、これまで私が抱いていた理学療法の世界が大きく広がりました。臨床経験2年目という早い段階で、このようなグローバルな経験を積めたことは、計り知れない価値のある機会となりました。
世界基準で研究活動を推進することは、日本の理学療法を世界へ発信し、その発展に貢献するために極めて重要であると確信しています。今後も、日本の理学療法がさらに発展し、一人でも多くの患者様へ還元できるよう、微力ながら全力を尽くす所存です。
末筆になりますが、本国際学会への参加に際し、県立広島大学重点事業の研究活動支援にて多大なご助成をいただきました。このような貴重な研鑽の機会を与えてくださった県立広島大学保健福祉学専攻に心より感謝申し上げます。
文責:保健福祉学専攻 博士課程前期2年 足立峻亮
   
  
       指導教員と撮影                            研究室のメンバーと撮影
 

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