【保健福祉学専攻】博士課程前期の永宗直隆さんが国際学会で研究成果の一部を発表しました
【発表タイトル】
Effect of neuromuscular electrostimulation with blood flow restriction on muscle morphology and strength of abductor hallucis: Randomized controlled single-blind trial.
【発表者からの報告】
2025年5月29日~31日に東京で開催されたWorld Physiotherapy Congress 2025に参加し、発表を行いました。国際学会への参加は今回が初めてで、発表当日は大変緊張しましたが、非常に貴重な経験となりました。
World Physiotherapy Congressが日本で開催されるのは、1999年の横浜での開催以来、26年ぶり2回目の開催でした。世界各国から著名な研究者が集まる本学会が日本で開催されると知り、自身の研究を世界に発信する絶好の機会だと考え、思い切って演題登録を行いました。
会場には国内外から多くの研究者が参加しており、国際学会初参加である私はその熱気に少し圧倒されました。至る所で様々な研究分野のポスター発表や講演、ディスカッションが行われ、広大なフロアでは最新鋭の医療機器が展示されるなど、刺激的で学びの多い環境となっていました。
私はポスター形式で発表を行い、日本人だけではなく、海外の研究者の方々からも興味を持っていただき、ご質問やご意見をいただきました。語学力に不安はありましたが、今の自分の力を最大限に発揮して研究内容を伝えることができたと思います。説明後に”Interesting!!”“Exciting!!”と声をかけていただいた時の嬉しい気持ちは今でも忘れられません。このような環境でディスカッションできたことは、今後の研究活動に必ず活かされると確信しています。
また、様々な講演や研究発表を通して、研究の視点や発想の独創性、ポスター構成の工夫など、非常に多くのことを学びました。今後、自身の研究を世界に発信していくうえで、現時点での課題や改善点が明確になったように思います。今回得た経験を同研究室内で共有し、仲間と共にさらに研鑽を重ねていきたいと考えています。
初めての国際学会への参加?発表にあたり、指導教員である金井秀作教授、岡村和典講師から多大なご指導とご支援をいただきました。緊張や不安の多い中で私の背中を押してくださったことに心より感謝申し上げます。
本学会への参加は、県立広島大学重点事業の研究活動支援の補助を受けて実現しました。
このような貴重な機会をいただいた県立広島大学保健福祉学専攻に深く感謝いたします。
文責:保健福祉学専攻 博士課程前期2年 永宗直隆

          ポスター発表の様子                          
 

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